会社情報
福祉で社会をリ・デザインする会社

森の木ファーム株式会社

もりのきふぁーむかぶしきがいしゃ

  • 医療・介護・社会福祉
  • 南あわじ市
タグ
社宅・社員寮ありインターンシップあり職場見学OK平均残業時間が月20時間以内島外転勤なし資格取得支援制度あり私服OK研修制度あり産休・育休あり時短勤務制度あり完全週休2日制教育制度あり高年齢者雇用あり女性比率が高い代表者が40代みんなでわいわい作業ができる手に職をつける企画力が活かせるクリエイティブ島のくらしに密着新商品・サービス開発に積極的淡路島では知名度高し企業サイト・採用サイトあり企業SNSありシェアNo.1や特化した技術・サービスを持っているBtoC

森の木ファームは障がいを持った児童や成人を対象とした福祉サービスを行っています。
福祉というと堅いイメージがあるかもしれませんが、私たちの提供する福祉サービスのフィールドは、施設内にとどまりません。一人一人の「はたらきたい」「自分らしい暮らしをしたい」という思いに向き合い、その方が暮らす家庭や働く職場などの環境が本人にとって心地良いものとなるよう、調整を図ります。
私たちの仕事は、一人一人のケアに真剣に向き合うことを通して、社会の小さな変化を実現することができる、とてもクリエイティブな仕事です。

会社のこと、ねほりはほりインタビュー

島で実績No.1の障がい者福祉!

メンタルケアで
地域社会をリ・デザイン!?

この方にお話を伺いました

代表取締役松本 守史

「森の木ファーム」は、農業をしているような社名なのに福祉事業ということですが、どのような仕事でしょうか?

障害者福祉事業と児童福祉事業です。知的障がいや精神障がいのある成人の方の就労支援と、同じく障がいをもったお子さんの放課後デイサービスを運営しています。

メインとなる事業は成人の就労支援です。具体的には「就労継続支援B型」「自立訓練」「就労移行支援」の3種類のサービスで、一般企業への就職や自立した暮らしを目指して、さまざまな訓練の機会を提供しています。成人の就労支援の利用者さんはだいたい50~60名、一方デイサービスの利用児童は20名くらいです。

先にいっておきますが実はうちの施設、障がい者の方を就職まで支援した実績が島内で一番なんですよ。年間に10名近い方が就職していますが、うちの規模でこの人数はなかなか誇れる数字ではないかと思っています。

おっと、早くも一番自慢をいただきました!とりあえず「森の木ファームは障がい者の方の就職支援がめっちゃスゴイ」ということですね。詳しく教えてください。

ひとつめの就労継続支援B型ですが、これは皆さん大好きなしいたけの話になります。

もともと森の木ファームは、しいたけ栽培で障がい者の方が働ける場を作るという目的で設立された会社です。しいたけを栽培して、収穫したものを仕分けて袋詰めし、出荷作業まで行う。この一連の作業で利用者さんが働く場所を作っています。現場の作業はほとんど利用者さんが行っており、作業をするだけでなく、コミュニケーションの方法やチームワークについても学んでもらう場にもなってます。

出荷量は年間で70トンほどで、スーパーさんや地元の直売所、大阪の卸売市場などが販売先です。

しいたけ、もちろん大好きです!すさまじい量のしいたけを障がい者の方たちが作っているんですね!

ぷりっぷりで新鮮なしいたけをお届けしているので、とても美味しいですよ!よそのしいたけより食感がいいと地元の方にも好評です。

私たち職員の仕事は、不慣れな利用者さんへの作業指導、利用者さんがスムーズに作業を行えるための現場のサポート、生産管理や出荷の手配などです。利用者さんの中には、作業をよく理解し熟練した方も多いので、自分たちが助けてもらうようなこともよくあります。

読者の方も、もしかしたら森の木ファームのしいたけを食べているかも知れませんね。

ふたつめの自立訓練は、暮らしの充実を目的とした生活訓練を行っているサービスです。曜日によって「食べる」「健康」「余暇」「暮らし」「コミュニケーション」という大きなテーマを決め、様々なプログラムを行っています。
調理実習や体操ストレッチなどは定番プログラムですが、他にも「コインランドリーの使い方」や「お医者さんへのかかり方」「冬のお肌ケア」など、知っておくとなかなか役に立つことも学べるんですよ。

自立訓練ではゆったりとした家庭的な雰囲気を大切にしています。日々の暮らしが安全なものでなかったら、前向きな意欲を持つのは難しいですよね。安心して過ごせる場所で、職員と一緒に様々な社会体験を積むことで、チャレンジしてみようと思える心の土台を作ることを目指してます。

みっつめの就労移行支援は、実践的な一般就労に向けた訓練施設です。座学やグループワークでマナーやルール、考え方を学びながら、いろいろな企業でアルバイトしてみたり。たくさんの職場実習や社会経験を重ねて、実際の就職活動につなげていきます。

自立訓練と同じく、ここでも安定して働くための生活の方法や、休日に気分転換するための趣味やお気に入りの場所を一緒にさがしたりもします。就労移行支援はもうほんとに、目の前の就職を目指して担当職員と二人三脚でがんばっていくところですね。

仕事のことだけでなく、生活面や休日の過ごし方まで支援するんですか!これは職員さんにも豊かな感性が求められそうですね。

職員も社会人として個人として、一緒に成長しながら支援していくことが必要です。ただ、利用者さんも職員もお互いに心のある人間なので、ちゃんと気持ちが伝わらなかったり、うまくいかないことも多いです。

でも一緒に悩んで、苦しんで、考えて、ひとつひとつ壁を乗り越えて就職できたときの感動はものすごく大きいですよ。利用者さんも個性があっておもしろい人が多いですしね。たくさんの利用者さんから感動をもらいましたし、自分自身を育ててもらったと感じています。

もちろん、就職できたらハイ終わり!ということではありません。人生にはいろいろなことがありますから、しばらくして退職してしまう方もいらっしゃいます。そんなときもここに戻ってきてくれたら、また一から目標実現に向けて再スタートをする。決して利用者さんを見捨てるようなことはしません。

大事なのは、利用者さんの可能性を信じ続けることです。他人から期待されることは利用者さんの自信を高め、成長へのエネルギーになっていきます。逆に人から何も期待されてないと感じてしまったら、生きていく意欲すら失ってしまうかもしれませんよね。

私たちが支援をさせていただいた事例の中には、最初はしゃべることすら全くできなかった利用者さんが、少しずつ訓練を重ねて就職できたという事例もあります。利用者さんの可能性を信じることをあきらめないうちの施設だからできたんじゃないか、ということがたくさんあるんですよ。

大変なことも多いし決まった正解のない仕事ですが、利用者さんと喜びも悲しみも、笑いも苦しみも、お互いの成長も分かち合える、楽しい仕事ではないでしょうか。

人と自分に正面から向き合う仕事ですね。就職支援の実績が淡路島で一番と聞きましたが、これからも事業を拡大していく予定ですか?

うーん……単純にうちの事業が拡大していけばいいとは考えてないんですよね。福祉の制度上、うちの施設は「自分は障がいを持っている」と自己受容できている方でないと、利用に結び付きにくいんです。例えば精神科に通院している方は、治療が長引いてもなかなか状態がよくならず、こじらせてのっぴきならない状態になって初めて福祉につながったりします。でも本当は、事態が深刻化する前に状況を改善し、復活できた方がいいに決まっています。

福祉の支援者にとっては、支援を必要とする方への早期介入の重要性は認識されているのですが、支援を必要とする方につながっていくチャンネルが十分にありません。私たちは福祉事業者がもっと地域に出ていき、地域の交流の中に自然と溶け込んでいるような場所を作っていくことが、早期介入の一つの方法になるのではないかと思っています。実は現在進行形で具体的な計画もあるのですが、このインタビューが公開されるときには少しでも形になっていてほしいですね。結果が気になる方は一度お問い合わせください(笑)

事業の成長とは矛盾するかもしれませんが、地域全体のメンタルヘルスを向上することで、障がい者にならずに済んだかもしれない方が、障がい者になってしまうことのない地域、人から必要とされない孤独や寂しさを感じることのない、たすけあえる社会をこの淡路島につくりたいんです。地域共生社会と言われますが、地域社会のリ・デザインと言うとワクワクしませんか?(笑)

地域社会のリ・デザインで誰も取り残されることないように。とても素敵なお話ですね。最後に、この仕事に向いているのはどんな人でしょう。

まず、いまの社会の仕組みを当たり前と思わない人ですね。世の中をちょっとずつ変えていけるような柔軟な考えをもっていて、森の木ファームがこれから取り組む社会づくりにフィットする人です。自分が起こした周りの変化を楽しむことができるといいですね。そして、例えば過去に苦労したことがあって心の痛みを知っていたり、人と共感できる力の強い人。

いま働いている職員も、資格や経験だけでなく人柄で採用した人も多いので、ずいぶん個性的なメンバーが集まりました。淡路島のウクレレ団体の主宰や、音楽活動、サッカー協会の役員、過去にはカヤック教室やネットショップの運営などなど……。みんな仕事以外の何かをもっていて毎日のくらしを楽しんでいますね。そんな遊びゴコロも、利用者さんと一緒に楽しいことを探していくのに役立っています!

淡路島で一番の就職支援実績がありながら、逆に障がいを生み出さない社会づくりも目指す。その取り組みが淡路島の社会をどう変えて、どんな事業に成長していくのか。まったく未知数な森の木ファームで、利用者さんと一緒に楽しみながら成長してみては!?

ホンネで教えて、社員さん!

就労移行支援/就労定着支援

吉田さんに
一問一答

会社の好きなところはどこ?
ユーモアが溢れているところです。みんな個性的で、自分がしんどいときも面白くしてくれます。
入社前後で変わったところ(会社の印象)は?
利用者さんとともに職員も楽しんでいます。まず自分が楽しめば、周りも楽しくなると感じました。厳しく指導されることもありますが、決して間違ったことは言われない職場です。
仕事のおもしろさって?
利用者さんの職場体験で、様々な企業の仕事を見ることができて楽しいです。マニアックな仕事もありますが、普段通っているスーパーさんだと不思議な感覚になります。
今後挑戦したいことは?
挑戦したいことを見つける!笑
どうして淡路島の会社を選んだの?
結婚して淡路島にきたからです。でも最初はママ友さがしも大変でした......。
淡路島で大好きな場所はある?
美味しいパンと抜群の景色が楽しめるカリコリゾートです。
プライベートの過ごし方は?
子どものバスケットボール観戦をしています。
求職者へ一言!
自分がやりたいことにどんどん挑戦していける職場です。最初は大変でしたが、いろいろなことを任せてくれるのでやりがいがあります。

わが社のシーン集めました

  • 2022年12月より、洲本で森の木baseという施設を始めました。
  • 森の木baseは「みんなのマーケットホール」という公民館スペースを併設してます。
  • はたらく車が走ってるよ。
  • しいたけは菌床から手作り。
  • しいたけも赤ちゃんの時はこんな感じ。一生懸命踏ん張って伸びてきます。
  • たくさんできました。
  • 思いもよらぬところで、森の木ファームの仕事が隠れてるかもしれません。(かき氷のシロップに使われる山椒は、森の木ファームで下処理をさせてもらいました)
  • もりの木放課後デイサービスは、安全坊やが目印。
  • 放課後デイサービスでは毎日の予定を黒板に掲示します。

会社早わかりデータ

  • 誇れる数字

    49

    平成27年以降、毎年就職者を輩出しており、令和5年3月末までにのべ49人の方が、一般企業等で就職を果たして卒業していきました。今では淡路島内で最も就職実績を上げている福祉施設となっています。
  • 会社を動物で表すと

    フクロウ

    感覚が鋭く夜でも飛び回れるところが、わが社に通じると思いました。
    私たちは障がい者を取り巻く社会課題を敏感にとらえ、鋭い洞察と創造的な解決策によって、真っ暗な夜でも障がい者の暮らしを支えていきたいと思っています。
  • 従業員数

    31

  • 平均勤続年数

    3.1

  • 男女比

    男性
    42%
    女性
    58%

  • 会社の自慢

    うちの会社は淡路島で1番
    柔軟な働き方ができる
    会社です

    森の木ファームは障がいを持った方を支援する事業を行っています。利用者様が元気を回復できるためには、支援する職員自身が、仕事や暮らしを楽しんでいる必要があると思っています。そのため職員のやりたいことを応援する文化があります。
    兼業が認められたり、以前は週4日勤務の正社員もいました。休みの調整もとてもしやすい職場です。
  • おもしろ制度・取り組み

    短時間正社員制度。
    例えば正社員だけど週3日勤務、正社員だけど一日6時間勤務、といった働き方ができる制度があります。もちろん給与体系や教育訓練は正社員として扱われますので、本業を複数持つパラレルワーカーとして働くことも可能です。
    「子どもが小さいうちは短時間で働きたい」「新しいことにチャレンジをするため兼業をしたい」という方が短時間正社員として働いた実績があります。
  • 今後の野望

    「社会的孤立の解消」という事業分野に取り組み、地域のメンタルヘルスの向上に貢献します。
    また、就労支援にまつわるサービスを集積した、障がい者に限らず、働くことに支援を必要とする方なら誰もが利用可能な「しごとセンター」を造ります。
    このようなサービスや施設は、まだ淡路島にはありません。実現することで、行政からも地域住民からも必要とされる会社になっていたいと思います。

代表者ってこんな人

あなただからこそできる仕事をしてみませんか?森の木ファームは職員の「やってみたい」を応援します。

代表取締役松本 守史

誕生日 1981年03月18日
血液型 A型
出身高校/
部活
白陵高等学校/
陸上部、天文部
出身大学/
サークル
京都大学/
体育会合気道部、国際関係論研究会
趣味 ぼんやりすること
宝物 家族
好きな映画 もののけ姫
座右の銘・
好きな言葉
求めることに倦みはててより、見いだすことを私は覚えた。 風に遮られてからというもの、どんな風をも追い風にして私は帆を張る。

若手職員のからのメッセージ

  • 会社の好きなところは?

    利用者の方の成長や変化を近くで感じられるところが1番好きで楽しいところです。専門的な知識がない状態でしたが、周りの先輩方も優しくフォローしてくださり、働きやすい職場であるところも好きです。オススメはたくさんありますが、しいたけがとても美味しいです。人や地域に多く関わることが好きな人にオススメしたいです。

    自立訓練(生活訓練)  女性

会社概要

所在地 〒656-0511 兵庫県南あわじ市賀集八幡字森ノ木62番
代表電話番号 0799-53-0181
創業・創立 2011年
資本金 700万円
売上高 2020年10月期 9,972万円
2021年10月期 1億536万円
2022年10月期 1億2380万円

勤務条件

給与
  • 院卒:204,000円
  • 大卒:190,000円
  • 短大卒:184,000円
  • 専門卒:184,000円
  • 高卒:180,000円
昇給 年1回
賞与 年2回 2ヶ月分(昨年度実績)
諸手当

時間外手当、通勤手当、資格手当、扶養手当、役職手当

勤務地 南あわじ市
勤務時間 8:00~17:00(実働8時間)
休暇
  • 年間休日:107日
  • 休日:週休2日制
  • 有給休暇:法定通り(6ヶ月経過後10日付与)
  • 慶弔休暇、子の看護休暇、出産・育児休業、育児時間、他
福利厚生

各種保険加入、退職金制度、自己啓発支援制度、社員寮制度(就職の際に転居を伴う場合に限る)

免許 普通自動車運転免許
定年 60歳まで(再雇用制度有 99歳まで)

採用情報

担当課名 総務
直通電話番号 0799-53-0181
メールアドレス info@morinoki-farm.com
入社後の流れ

配属先は入社前にお知らせします。
希望者は入社前研修やインターンを受けることも可能です。

【入社式】

【採用時研修】
採用後は5日間程度、先輩職員による座学形式で、弊社で働く上で必要な基本事項を学びます。

【各種研修】
月一回全体研修があり、参加していただきます。
また、仕事に必要な研修は、随時受講して頂きます。
参加したい研修がある場合に申し出れば、業務として参加が認められる場合もあります。

みなさんのご応募、お待ちしています!

Top