当社は、金型製造会社です。特にプラスチック射出成型用金型を得意としており、爪楊枝サイズから園芸用大型プランターサイズまで幅広くお客様のご要望にお答えします。製品の設計支援(3Dモデル作成)、金型設計・製作、テスト成形・量産、金型修理、仕様変更による金型製造までできる生産体制までとっているため、お客様のニーズに対して柔軟にご対応致します。

株式会社石田金型製作所
かぶしきがいしゃいしだかながたせいさくしょ
- 製造業
- 洲本市
- 職場見学OK制服支給あり完全週休2日制島外転勤なし資格取得支援制度あり高卒採用あり代表者が40代平均勤続年数10年以上男性比率が高いものづくりエンジニア手に職をつける企業サイト・採用サイトあり
会社のこと、ねほりはほりインタビュー
淡路島からモノの量産を支える!技術とアイデアで
勝負する、
型にはまらない金型屋!?代表取締役石田 幸次朗 めちゃくちゃ初歩的な質問ですが、金型って何ですか?今まで買ったことがないのであまりイメージできないのですが。
普通に生活していたら買いませんね。私もプライベートで金型を買ったことはないです。例えば、たい焼きってたいのカタチをした鉄の型枠に小麦粉の生地を流し込んで、上下ではさんで焼き上げるでしょう。その型枠を作っているとイメージしてください。
当社では、生地ではなく樹脂を流し込んで作る、プラスチックの製品や部品の金型を主に作っています。分かりやすいところでは、ホームセンターでもよく売っている、園芸用の植木鉢やプランターなどを作るための金型ですね。
つまりホームセンターなどが取引先なんですか?
いえ、直接の取引先は業界内で「成型屋」と呼ばれる製造加工会社ですね。製品は、金型だけで作ることはできなくて、セッティングされた金型に樹脂を流し込んで挟んで固めて型から外す……を自動で繰り返してポンポンと製品を作る、成型機というものが必要なんです。
成型機があれば、金型を変えることでいろいろな製品を作ることができます。当社の仕事は、そういった成型機を持つお客様から「こういう製品を作るためにこんな金型が欲しい」という注文を受けて金型を作ることですね。
ホームセンターを例に挙げましたが、当社が製作する金型は車や家電、食品、介護、美容など様々な業界の製品や部品の生産に使われているんですよ。
金型を使って製品をポンポン作る専門の会社があるんですね。屋台でポンポンとたい焼きを作るおじさんから「恐竜型のたい焼きを作りたい!」という注文を受けて金型をポンポンと作っているような。
そんなイメージでしょうか。たい焼きとポンポンからはいったん離れたほうがいい気がしますけどね。金型はそんなポンポンと作れるわけじゃなくて、結構ムズかしいんですよ。
金型ってどうやって作るんですか?
手順としては、まずお客様と打ち合わせをします。どのようなカタチの製品が作りたくて、1回の成型で同時に何個作りたいか、どれくらいの耐久性が必要か、などですね。
製品が複雑なカタチになればなるほど、金型も複雑になります。そこでどのような金型を作れば、より正確により効率的に、より低コストで製品を量産することができるかを考え、CADといわれるソフトを使って金型の図面を設計します。
製品が複雑なカタチになればなるほど、金型も複雑になります。どのような金型を作れば、より正確により効率的に、より低コストで製品を量産することができるかを考えて、設計用のソフトウェアを使って金型の図面データを作成します。
そして、金型というのは新しい製品や部品を量産するためのものなので、同じものを作り続けることはありません。毎回条件の異なる金型を、効率よく製作できるように考えなくてはいけないので、多面的かつ柔軟な発想力が必要なんです。
もしかして金型って奥深い世界なんですか……?
奥深すぎて底が見えませんね……。ちょっと身近なところでいえば、ロボットのプラモデルをたくさん作っている、あの有名なメーカーがありますよね?
最近のプラモデルはパーツがどんどん複雑になってきていて、どのように金型を作っているのか同業者から見ても謎なモノはたくさんあります。金型って、樹脂を流し込んで固めたあとに、外さないといけないですからね。例えば、複数のパーツがらせん状にぐるぐる絡み合っている状態の金型をどうやって外すのか、ちょっと想像してみてください。
う~ん、確かに難しそうです…。某有名メーカーのプラモデルパーツって、やっぱりレベルが高いんですね。
高いどころか、世界トップレベルの技術じゃないでしょうか。いつか当社でもあんな製品の金型を作ってみたいので、社長である私も日々の勉強は欠かせません。他社さんが作った金型の修理はすごく参考になりますし、業界の展示会でいろいろな金型を見て回ると新しいアイデアも浮かびます。
金型業界って意外と変化の激しい業界で、比較的簡単な仕事は人件費が安い海外にどんどん流れているんです。おそらくこれから日本に残るのは「難しい仕事」ばかりになるでしょう。ここでいう難しい仕事とは複雑なカタチという意味だけではありません。
例えば、完成した製品の手ざわりにもこだわりを持つことですね。金型内部のなめらかさや、継ぎ目をまったく残さない安定した品質は、海外の金型工場だと製作が難しいと思います。今後はそういった精度の高さで差別化を図っていくことがますます重要になるでしょう。実際、当社への注文内容も年々レベルがあがってきている印象ですね。
また、近年はSDGsの流れもあって、環境に配慮した素材を使った製品の開発がどんどん進んでいるので、それに適した金型の開発も求められてきています。世界中で環境への関心が高まっている中で市場動向の把握は今後も欠かせません。
近年は特に業界の変化が激しいんですね。
そうした業界の中において自社の強みや特長は何だと思いますか?業界の当たり前に捕らわれずに、積極的にチャレンジしていく姿勢でしょうか。
冒頭で主にプラスチック製品のための金型を作っていると話しましたが、他にもゴムや金属、ガラスや陶器などいろいろな素材の製品を作るのにも金型は使われています。そして、素材が変わると金型の作り方も変わります。
例えば、金属製品用の金型には、真っ赤に溶けた高温の金属が流し込まれるので、プラスチック製品用の金型よりも高い耐久性が求められます。また、素材によって粘り気が違うので、金型内部に隙間なく流れ込むように工夫も必要で、ノウハウがかなり変わってくるんです。
そうした背景もあって、業界ではノウハウがない素材の金型にはあまり手を出さないことが多いのですが、当社ではやったことがない金型の製作にも積極的に挑戦しています。
また、最近は製品デザインなどの上流工程にも携わることで、お客様がより効率的に製品を量産できるよう、こちらから提案をしていくことにも力を入れています。当社は「お客様のものづくりを後押しする会社」であり、金型はあくまで手段の一つにすぎないと考えています。お客様が本当に作りたいものを作るために、当社はどういった価値を提供できるのか、この考え方が重要なんですね。
未経験の素材に挑戦したり、より上流の工程に携わったりすることで、会社として日々成長しているんですね。金型の奥深い世界が少しずつ分かってきました!ちなみに淡路島に拠点があることで不利だと感じていることはありませんか?
立地面で不利だと感じたことはあまりないですね。金型は製作に2~3ヵ月程度の時間がかかる上に、それを毎日運んでいるわけではないので、遠方からのご注文にも対応しています。運搬コストはかかりますけどね(笑)。
実際のところ淡路島は、近畿地方の西側から中国地方の東側、そして四国と、かなり広い範囲にアクセスすることができます。そのため立地面で不利だとは考えていません。
自然豊かで食べ物も美味しいため、社員が健康的な生活が送れて逆に有利なのではないでしょうか(笑)。
そうなんですね!安心しました!
最後に、金型を作る仕事や自社の魅力について、アピールお願いします!世の中には社会を支えるいろいろな道具や設備がありますが、そのほぼ全てに金型で量産された製品や部品が使われています。つまり、金型は社会を底の底から支えていることになりますね。
さらに、当社は金型屋の中では珍しく、挑戦の幅をかなり広くとっています。技術とアイデアを次から次へと求められて退屈するヒマが全くないくらいですが、それだけ充実した仕事であるとも言えると思います。
金型は型にはまらないといけませんが、金型屋としては型にはまらず、これからもいろいろなことに挑戦していきたいですね。
同じ仕事が二度とない、やりがいに満ちた日々を送りたい方の挑戦をお待ちしております!
この社会は金型がないと成立しない......そう考えると、あんなものやこんなもの、一体どんな金型で作られているのか、もう気になって仕方がありませんよね!自然豊かな淡路島で、世界にひとつだけの金型作りに挑戦してみませんか!?ホンネで教えて、社員さん!
金型製造イシャラさんに
一問一答-
会社の好きなところはどこ?
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人間関係が好きです。みんなとても優しいです。
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入社前後で変わったところ(会社の印象)は?
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入社当時は怖いと思っていた先輩も、話してみると優しくて、今ではいろいろなことを教えてもらいます。
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仕事のおもしろさって?
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機械を使って仕事をするのが面白いです。金型を組み立てるのも面白いです。
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今後挑戦したいことは?
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いろんな機械をもっと使って、できる仕事を増やしていきたいです。
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どうして淡路島の会社を選んだの?
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就職のお世話になった会社に勧められたので、淡路島を知らなかったけど、なんとなくいいかなと思って選びました。
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淡路島で大好きな場所はある?
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淡路で好きな場所は大浜です。海が好きで、泳ぐのも好きです。
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プライベートの過ごし方は?
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初めは、淡路島のいろいろなところに行ったりしましたが、最近は家でのんびりしています。
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求職者へ一言!
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みんな優しくて仕事のしやすい会社です。学ぶことが多くて勉強が大変ですが、その分仕事もできるようになってやりがいがあります。
わが社のシーン集めました
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淡路富士先山が、綺麗に見えます -
古くったってまだまだ現役 職人技がキラリ☆ -
成型工場もあります -
たくさんの金型が、成型工場の片隅で生産される時を待っています -
本社工場から車で5分。修理専門の第二工場です -
本日の作業は微細溶接です -
カーポート破壊事件が勃発!? -
トラックたちに生息する、我が社の隠れキャラ -
ミーティング中 情報共有は大切です
会社早わかりデータ
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誇れる数字
100社以上
お取引をしたことのあるお客さま(個人・会社)は100社以上。個人のお客様から製造業者様、商社様、メーカー様まで幅広く、これまで数多くのお客様と一緒に仕事をさせていただきました。新規開拓はもちろん、既存のお客さまからの紹介も多く、お客さまからの信頼の証だと自負しています。 -
会社を動物で表すと
イルカ
私たちは、水族館でショーをするイルカです。お客さまから頂いた仕事を、お客さまの要望通りに仕上げるのはもちろんのことですが、ただ言われるままに仕事をするのではなく、さらにそれを飛び越え、設計段階から積極的に関わり、お客さまの要望以上の物を作ることにより喜んでいただくこと、それが私たちの喜びです。 -
従業員数
16人
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平均勤続年数
22.4年
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男女比
- 男性
- 87%
- 女性
- 13%
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会社の自慢
うちの会社は淡路島で1番
もの作りに器用な
会社ですプラスチックの射出成型で作れるものなら、なんでも作ります。ちょっと難しいかも・・・そんな時でも、社員みんなで知恵を絞り取り組みます。雑貨、園芸用品、医療機器、電化製品、自動車にオートバイ、小さなものから大きなものまで、どんなジャンルにも挑戦します。 -
おもしろ制度・取り組み
一人一人が職人に。金型製作には、設計から機械加工、仕上げ加工、テスト成形までたくさんの仕事があります。それらの金型作製の工程を順に学び、最終的には、金型の設計から製作まで、すべてを一人で行うことができる職人になる、それが私たちの会社の目標です。
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今後の野望
私たちの野望は、日本一「お客様に頼られる」ものづくり企業になることです。「こんなものをつくりたい!」そう思った時に真っ先に思いついて頂けるような企業となり、お客様の「つくりたい」を一緒に叶えていきたいです。
代表者ってこんな人
ものづくりが好きな人にとっては天職となる会社です!やりたいことがあれば全力で応援します。代表取締役石田 幸次朗
誕生日 1978年08月20日 血液型 A型 出身高校/
部活金沢工業高等専門学校/
電子計算機部出身大学/
サークル豊橋技術科学大学/
SF研究会趣味 スポーツ観戦、HONDA、PCいじり 宝物 神坂一のサイン 好きな映画 耳をすませば、逆襲のシャア 座右の銘・
好きな言葉博識洽聞 若手職員のからのメッセージ
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会社の好きなところは?
社内の雰囲気が良く、メリハリのあるところが私の好きなところです。製造現場では、旋盤・ボール盤・研磨機・マシニングセンターを使う切削加工や、型彫り放電:ワイヤーカット放電の放電加工、磨き・組立作業などの手作業と覚えることがたくさんありますが、経験豊富な先輩が多く、分からないことはいろいろと教えてくれます。
金型 男性
会社概要
所在地 〒656-0014 兵庫県洲本市桑間310-10 代表電話番号 0799-24-3836 創業・創立 1987年 資本金 1,000万円 売上高 2022年6月期2億900万円
2023年6月期2億5,000万円
2024年6月期2億6,000万円
勤務条件
給与 - 院卒:お問い合わせください
- 大卒:お問い合わせください
- 短大卒:お問い合わせください
- 専門卒:お問い合わせください
- 高卒:180,000円
昇給 年1回 当社規定による 賞与 年2回 当社規定による 諸手当 時間外手当、役職手当、通勤手当、住宅手当、家族手当、皆勤手当
勤務地 兵庫県洲本市 勤務時間 8:00~17:00(実働8時間) 休暇 - 年間休日:113日
- 休日:土・日 年末年始 夏季休暇 GW
- 有給休暇:6か月経過後10日
福利厚生 健康、厚生、労働、雇用保険 退職金制度 会社契約の24時間営業のジムを無料で使えます
免許 普通自動車運転免許(MT) 定年 60歳まで(再雇用制度有 65歳まで) 採用情報
担当課名 窓口担当者にご連絡ください 直通電話番号 0799-24-3836 メールアドレス meg-i@ishida-mold.com 入社後の流れ 入社式後、一通り仕事の内容を説明し、磨き(手仕上げ)、汎用機(ボール盤など)、から順に作業を行い、先輩社員の補助を通じて、金型の制作を覚えていっていただきます。
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