会社情報
支える心と思いやり

社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団

しゃかいふくしほうじんひょうごけんしゃかいふくしじぎょうだん

  • 医療・介護・社会福祉
  • 島外
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職場見学OKインターンシップあり年間休日120日以上教育制度あり時短勤務制度あり産休・育休あり研修制度あり育休取得率90%以上資格取得支援制度あり高卒採用あり女性比率が高い平均勤続年数10年以上体を動かすのが好き手に職をつける企業サイト・採用サイトあり島のくらしに密着

当事業団は、兵庫県が昭和39年に設置し、県内各地に約80事業所を運営する県下最大の社会福祉法人です。
約3,000名の職員が福祉と医療の専門的サービスを提供し、県民福祉の向上を図る実践者として、行政・地域団体・住民との連携を図りながら、福祉と医療の専門的機能を発揮し、誰もが地域で支え合い、自分らしく生きる社会の実現を目指しています。
淡路島内では、くにうみの里以外にも、洲本市に五色精光園(障害者支援施設)、洲本市五色健康福祉総合センター(特別養護老人ホーム)、淡路市にあわじ荘(特別養護老人ホーム)の4つの施設を運営しています。

会社のこと、ねほりはほりインタビュー

一人ひとりに寄り添う介護を

チーム一丸となって、
何気ない日常を、
幸せな思い出に。

この方にお話を伺いました

くにうみの里 所長北川 氏

「くにうみの里」は、新型特養だと聞いて来たのですが、どういう意味なのか教えてもらえますか?

新型特養とは、正式にはユニット型の特別養護老人ホーム(以下、特養)のことです。ここでは、ショートステイとデイサービスの受け入れもしています

ユニット型? ユニットバスみたいな作りの部屋ってことですか?

違います! 一つの共用リビングの周りに、10個の個室があって、その10部屋専任の介護スタッフがいて、ユニットごとにチームがあり、それを1ユニットと呼ぶので、ユニット型と呼ばれています。介護先進国であるスウェーデンで生まれた形態で、日本でも徐々に広がって来ています

新型とも呼ばれるからには、今までのとはかなり違うということなのでしょうか。

違いは大きいと思います。入居基準は変わらないのですが、従来型の特養だと、基本的に大部屋で過ごすことになります。やはりプライバシーの観点からすると、長く過ごす場所ですからね、ニーズが高まっているのではないでしょうか

大部屋か個室か、というのは大きな違いですよね。リビングの周りに個室があるということは、その共用リビングもそのユニットごとにあるってことですか?

その通りです。ここには全部で5つのユニットがあるので、リビングも5つあります。リビングにはキッチンとダイニングもあります

まるでシェアハウスですね。

専任の介護スタッフが常駐しているシェアハウスとも言えるかもしれませんね

そうなると、介護の仕方も従来型と違うのですか?

従来型だと、職員配置が固定されていないところもあると思います。施設が決めた全員一律のスケジュールに沿って、全員が動くのが従来型のやり方です。ユニット型だと、ユニットごとに職員は配置固定され、1日のスケジュールが、個別対応もしくは最大10人という単位で行われるので、入居者の方々や、介護スタッフたちも、その場や人に慣れやすい、というのはあると思います

簡単に言うと、手厚い、ということでしょうか。

結果的にそうなると思います。ユニット型は、そのユニットにいる10人の入居者の方々のニーズを中心にケア方法の工夫を考えたり、スケジュールを組んだりします。このユニット型という仕組みそのものが、ニーズに応えやすい形態なのです

スタッフの方からも、

ユニットなので、仕事がしやすい

というお話を伺いました。

それはあると思います。ここでは2ユニットを10人のスタッフでケアするのですが、固定メンバー制にしているのです。そうなると、チーム感が強いですよね。ユニットごとに一つの目標に向かって頑張るという働き方になっていると思います

介護の仕事が未経験のスタッフも多いと聞きました。実際に働いてみて、思ったほど体力的にもしんどくないという声もありましたが、何か工夫があるのですか?

ここでは、『ノーリフティングケア』という方法を導入しているので、そのおかげかな、と思います

『ノーリフティング』、この言葉も初めて聞きました。サッカーしか思い浮かびません。

確かにスポーツっぽい言葉ですが、“抱えない”“持ち上げない”“引きずらない”という介護手法のことです。人力のみで介護するのをやめて、機械や器具を使います。介護される側もそうですが、特に介護スタッフ側の労働安全に効果があります。腰を痛めることが圧倒的に減ると言われていますね

介護は力仕事な側面があるイメージでしたが、そうではなくなるということですね。

まさにそうです。器具や機械を使う分、時間は掛かるのですが、その時間はコミュニケーションを図る時間に替わるのです。ここで働くスタッフの傾向として、介護を作業にしたくない、丁寧に向き合いたいというメンバーが多いので、ユニット型特養に合った介護手法だと思っています

他にも何か工夫はありますか?

『ねむりスキャン』というシステムも導入しています。入居者の方が眠られている状態なのか、また、ベッドの上で休まれているがまだ眠られてはいないなどが分かるシステムなのです。夜間の見回りの負担を減らせればと思い、導入しています。こうやって、入居者の方々お一人ずつに合ったベストな介護の仕方が何なのかをスタッフで常に模索し、改善しながら日々の介護をしています

あと、『夢をかなえるプロジェクト』というものが存在すると聞いたのですが、どんなプロジェクトをやっているのですか?

このプロジェクトは、入居者の方々の今本当はやりたいことをできるだけ叶えようという取り組みです。例えば、“釣りがしたい”とか、“焼肉が食べたい”etc…

現実的に願いを叶えていくのですね! でもそれって、なかなか難しそうに聞こえます…

そうなんですよ。もうこれに関しては事前に非常に綿密な計画を立てて、実行します。“マクドナルドのハンバーガーが食べたい!”というご要望などもありました。その時は、調理師の方にご本人の摂取状況に合わせて食事形態を変えますが、見た目にもこだわり、できるだけ本物に近いものを、容れ物なども含め、頑張って再現してもらいました

もう少し詳しく教えてください!

日頃からその方を担当しているスタッフが主にかじ取りをして企画を進めていきます。現状のその方の体の機能や体力から逆算して計画していきます。実は、このプロセスが、予想外の収穫を生むことが多々あるんです。

例えば、“肉が食べたい!”という目標を提示してくださったときに、その方にとっての“肉が食べたい!”の真意を捉え、再現することが重要なのです。それは焼肉なのか、バーベキューなのか、誰とどんな雰囲気で食べたときのことを求めているのか。同じ“肉を食べる”でもそういった背景の違いがあるのです。

その夢の真意に応えるものとしてプロジェクトを成功させるには、しっかりとしたアセスメントが必要となります。そうやって、夢を叶えるためにお話をしていると、その方のこれまでの人生のプロセスに触れることになります。いつも一緒に過ごしているだけでは分からなかったことや知らなかったことを発見し、日々の介護の時間が、お互いにとってより一層豊かなものになることがあるのです

なかなかできない仕事ですよね。テレビ番組みたいです。かなり喜ばれますよね?

そうですね、スタッフのやりがいにつながっていると思います

人と関わることが好きな人が向いているというのは、こういう意味ですね。接客業から転職される方もいると聞いています。

お年寄りが好きかどうかは重要なポイントだと思います。入居者の方々の多くが、この場所が人生における最後のステージになります。介護といっても、その人生最後の時間を共に過ごすという役割でもあるのです。臨終の瞬間まで立ち会うことも少なくありません。

先ほどの「夢を叶えるプロジェクト」のようなイベントばかりに尽力しているわけではなく、私たちが一番大切にしているのは、何でもない日々の一日、一日にこだわっています。最後の瞬間まで、できるだけ幸せに過ごしてもらいたい。そのために今自分たちができることは何なのか、それについていつも話し合っています。

日常をどう丁寧に過ごすかが大切なのですね。

やはり皆さん、毎日の食事を一番楽しみにされているので、どんなメニューを出すのかも真剣に考えています。もちろん、リハビリの時間もありますし、書道やピアノ教室、職員や外部のボランティアで開催するワークショップなどのレクリエーションタイムも大事にしています。また、どうやって看取るのがベストなのかについても話し合います

ご家族からも感謝されることが多いのではありませんか?

そうですね。でも、どちらかというと、スタッフはみんな“もっとこうしてあげられたらよかったんじゃないか”と振り返りをする方が多いですね。人に寄り添いたい意識が高いスタッフが多いと思います

職場内は仲が良いという話も耳にしました。やはり、人柄でしょうか。

人を大事にするタイプの人が多いのかもしれませんね。未経験の方でもだいたい半年で一人前になりますが、チームで協力し合う空気はかなりあると思います。介護というと、大変そうというイメージが強いようなのですが、職員同士で力を合わせてお互い協力しあう職場です。もちろん、資格取得のサポートもしっかりありますが、是非人と関わることが好きな方に仲間になっていただけたらなと思います

介護業界で働く人にとって職業病ともいえる腰痛も、くにうみの里なら心配無用!県内89施設という規模の大きさを利用して、幅広い知識と経験をもった介護のプロフェッショナルを目指すことも可能!介護の高みを目指す方には最高の環境かも!?

ホンネで教えて、社員さん!

支援課

渡部さんに
一問一答

会社の好きなところはどこ?
ノーリフティングケアを取り入れ、福利厚生が充実しており、長く勤められる環境が整っている事と地域との繋がりを大切にしているところです。
入社前後で変わったところ(会社の印象)は?
個人プレーではなく、チームプレーであったところや、
接客業経験があれば、仕事に活かせる面があるところです。 
仕事のおもしろさって?
利用者様や職員とコミュニケーションを図りながら催しや業務を進めて行くことです。
今後挑戦したいことは?
利用者様に楽しんでいただけるようレクリエーションを充実させたい。業務の効率化を図り、利用者様と関われる時間を少しでも多くつくって行きたいです。
どうして淡路島の会社を選んだの?
数年前に自然が多く、穏やかに過ごせるのではないかと移住を決意しました。
淡路島で大好きな場所はある?
・白砂青松と遠浅の「大浜海水浴場」」
・洲本市内と大浜海水浴場が一望できる「洲本城跡」
・ジェラートが美味しい「末廣」
プライベートの過ごし方は?
きれいな景色を見に行く事や海に行ったり、山登りしたり、美味しいものを食べに行くなど島散策です。
求職者へ一言!
未経験、無資格でも大丈夫。しっかりサポート致します。
腰痛対策もしっかりしていますので長く勤められますよ。

わが社のシーン集めました

  • 玄関から見渡す1階、幅たっぷりの廊下
  • 5月、吹き抜けの1階地域交流スペースには、大きな鯉のぼりが泳ぐ
  • 月に1回、ボランティアを招き、音楽会を開催
  • ご利用者と地域の子供達が施設内で自然な形で交流
  • 絵画
  • ノーリフティングケアの施設内研修
  • 外部講師を招いての機器の説明と「立ち上がりリフト」の研修
  • ウエストポーチには、いつでも使えるようスライディンググルーブが常あり
  • 市内のシューフィッターさんにご利用者の足の状態を見ていただいています

会社早わかりデータ

  • 誇れる数字

    0

    くにうみの里は開設以来腰痛による退職者は出ていません。「ゼロです。」それだけノーリフティングケアが、浸透してきていることが誇れることです。リフトやボード等福祉機器、用具を使用するだけではなく、動作姿勢や荷物の置き場所なども改善し、「0」を更新していきます。
  • 会社を動物で表すと

    パンダ

    パンダは愛らしく、魅力的な動物で多くの人々に愛される存在です。くにうみの里はパンダのように施設入居者や地域の方々に愛され、心地よく居心地の良い場所となるよう、快適な環境やケアを提供すると共に、地域交流を活発化させ、魅力的なイベントや取り組みを充実させ、多くの人々に愛される施設を目指しています。
  • 従業員数

    2,917

  • 平均勤続年数

    10.7

  • 男女比

    男性
    45%
    女性
    55%

  • 会社の自慢

    うちの会社は淡路島で1番
    地域とつながりがある
    会社です

    当事業団は、利用者様の日々の生活の豊かさや、心と体の健康、地域の人々とのつながりを大切にしています。
    例えば、運営施設の1つであるくにうみの里では「“つながろう”人と地域とくにうみの里」をキャッチフレーズに365日施設を開放し、地域交流スペースや語らい広場を中心に、音楽会・美術館・ワークショップなど、様々な活動を行っています。
  • おもしろ制度・取り組み

    職場で環境面やシステムなど困っていることや気付いたことを職員間で共有できるようバックヤードに掲示板と記入用紙を設置しています。課題を書き込み提示することで、課題が可視化し、共有されます。課題が改善できれば、改善報告を掲示しており、課題への迅速な対応へもつながっています。例えばユニットリビングで体の小さい利用者に合う椅子が必要と掲示したところ、椅子の脚を4cmカットしましたと回答がありました。
  • 今後の野望

    感染対策をしっかり行った上で、いろいろな催しを企画し、施設入居者と地域との交流機会を増やし、地域の見守り拠点や地域の様々な世代間交流を図る拠点として、復活させ、人とのつながりが実感できる施設づくりを目指す。また、ノーリフティングケアについては、淡路島内の専門職向けに情報発信や普及、発展に取り組み、ノーリフティングケアの普及促進拠点施設としても目指していきたい。

代表者ってこんな人

施設での仕事は、利用者の生活に深く関わり、支えることで、自己成長とやりがいを得る仕事です。

施設長北川 氏

誕生日 1970年02月21日
血液型 O型
出身高校/
部活
金山学園(岡山学芸館)/
陸上
趣味 サイクリング、ツーリング
宝物 結婚記念でいただいた腕時計
好きな映画 イージーライダー
座右の銘・
好きな言葉
置かれた場所で咲きなさい

若手職員のからのメッセージ

  • 会社の好きなところは?

    くにうみの里の好きなところは、地域との繋がりを大切にしている点とノーリフティングケアの優良施設として認定を受けているところです。施設には交流スペースがあり、外部から講師を招き、ピアノ教室や書道教室、ワークショップなど実施しています。働く側にとっても良い刺激になります。ノーリフティングケアは、持ち上げない、引きずらないように福祉機器等を用いることや正しい動作姿勢を学びます。また、腰を屈めない環境を整えるなど腰痛予防への配慮がなされています。おすすめポイントは10代から60代の方まで幅広く働いている点と無資格未経験の方でも働きながら資格取得出来る点です。

    支援課  男性

会社概要

所在地 〒651-2134 神戸市西区曙町1070
代表電話番号 078-929-5655
創業・創立 1964年
資本金 非公開
売上高 非公開

勤務条件

給与
  • 院卒:192,400円〜
  • 大卒:184,300円〜
  • 短大卒:168,300円〜
  • 専門卒:168,300円〜
  • 高卒:168,300円〜
昇給 年1回
賞与 年2回 前年度実績4.4ヶ月
諸手当

勤務地手当(勤務地により支給割合異なる)、業務手当(支援業務5,000円)資格手当(介護福祉士等、5,000円)、交代制変則勤務手当、夜勤手当、夜勤従事者処遇改善加算金(夜勤業務1回につき3,300円)、超過勤務手当、介護職員等ベースアップ等支援加算にかかるベースアップ支援金、介護職員等処遇改善に伴う加算にかかる特例一時金(一部施設除く)、介護職員等特定処遇改善加算にかかる特定特例一時金(一部施設及び職種除く)、通勤手当(上限59,000円)、住居手当(上限28,000円、採用後3年間は加算措置あり(12,000円)、一部施設を除く)、扶養手当(6,500円~)等が支給されます。

勤務地 神戸市西区、神戸市北区、明石市、小野市、三木市、赤穂市、佐用郡佐用町、 豊岡市、美方郡、朝来市、丹波篠山市、丹波市、洲本市、淡路市
勤務時間 7:30~16:15/8:45~17:30/9:45~18:30/12:15~21:00/20:45~7:45(実働8時間)ローテーション業務のため変則勤務、夜勤あり
休暇
  • 休日:週1日以上(変形労働時間制) 国民の祝日、12月29日~1月3日、土曜日、日曜日の日数を勤務表に割り振る。
  • 有給休暇:1年間に20日(初年度は16日) 21種類の特別休暇(有給)
福利厚生

①困ったときに
 災害見舞金、療養補助金、生活資金の貸付など
②健康な暮らしを応援
 人間ドック補助金、乳がん・子宮がん検診補助など
③子育て支援
 出産見舞金、育児休業(子が3歳まで取得可)配偶者の出産に係る休暇など
④ライフワークバランス
 厚生休暇(リフレッシュ休暇)、ボランティア休暇など21種類の特別休暇(有給)

免許 資格取得支援制度あり
定年 60歳まで(再雇用制度有 65歳まで)

採用情報

担当課名 人事管理課
直通電話番号 078-929-5655
メールアドレス saiyo@hwc.or.jp
入社後の流れ

3月中  配属先の内示

4月1日 新規採用職員辞令交付式 

赴任後 先輩職員による職場内でのOJTにより、仕事に関する知識技術を習得
併せて、4月以降、法人本部主催の新規採用職員集合研修を受講

みなさんのご応募、お待ちしています!

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