農水産物など食材の輸入や卸売業、業務用食材のルートセールスや餌料の卸、食品製造、冷蔵倉庫業を中心にしながら80年の歴史を積み上げてきた企業です。これまでも、絶えず時代の変化に対応しながら、新しい「食」の提案を続けてきました。地元淡路島のみならず、関西から全国へビジネスを展開している地域未来牽引企業です。
沖物産株式会社
おきぶっさんかぶしきがいしゃ
- その他卸売・小売業製造業
- 淡路市
- 社宅・社員寮あり職場見学OK資格取得支援制度ありWLB認定企業or宣言企業研修制度あり産休・育休あり時短勤務制度あり教育制度あり完全週休2日制クラブ活動あり制服支給あり平均勤続年数10年以上営業多角的な事業展開淡路島では知名度高し企業サイト・採用サイトあり企業SNSありシェアNo.1や特化した技術・サービスを持っているBtoB
- 地域未来牽引企業(2018) 優良申告法人(2019) 健康経営優良法人(2023)
会社のこと、ねほりはほりインタビュー
食いしん坊集団が、日本一の食提案企業を目指す!コロナでも勝ち続ける
島内希少の
売上100億超え企業。失礼ながら、沖物産って、淡路島の会社だったんですね。神戸でこの「OKI」のロゴが入っている車が走っているのをよく目にしてて。神戸にも拠点があるんですか?
うちのトラック、意外と目立つんですね(笑)。淡路島が本社で、大阪と神戸にも拠点があります。
“物産”と社名に付いてますが、いわゆる“商社”なんですかね?
商事事業ももちろんしていますが、淡路島の食材を中心とした食品の開発なども手掛けていて、業務の幅は広いです。海運業から始まって、時代の変化に対応しながら、新しい「食」の提案をし続けてきました。農水産物など食材の輸入や卸売業、飲食店様向けの業務用食材のルートセールスや餌料の卸、食品製造、冷蔵倉庫業を中心にしながら80年の歴史を積み上げてきた企業なんです。地元淡路島のみならず、関西から全国へビジネスを展開しています。
よく街中で見る車は飲食店さんに食材を運んでいるわけですね。ここ数年、コロナの影響、受けまくったんじゃないんですか…
いや、正直、もう、ダメかと思う瞬間はありましたよ。でも、冷静に見たら、赤字になってはいないんですよね。必死で前進してたら乗り切っていました。
ツワモノですね?! 売上100億超えている企業は島内でそんなにないですよね。淡路島の中でここまで大きくて目立つ本社ビルを構えている会社は少ないと思いますが、この規模で赤字なしとは…
確かにそうかもしれません。ここ10年は淡路島というブランドをもっと前面に打ち出そうと思ってやってきていましたが、そこで新型コロナウイルスが流行って…。でも焦らずこの機会に足元を見直そうと思って実直にやってきたことが今につながっていると思います。
我々はコンセプトとして「日本一の食の提案企業」というのを掲げているんです。お客さまと密に関係強化を図ることに重きを置いていて、お客さまから1番最初に指名をいただけるような信頼性のある会社になりたいよね、そのためには何ができるかな、ということを常に考えて動いています。それはコロナであるかどうかにかかわらず大切にしているんですね。
具体的には現場の人たちはどんなことをするんですか。
そのあたりは営業担当に裁量権を持たせて自由にチャレンジしてもらっているんですが、例えばお店のメニュー作りを手伝うなんてこともしますよ。そのお店だけのオリジナルソースの開発だってします。
実はうちの会社は20年前に大ヒット商品を出しているんですよね。当時はほとんどほかしてしまう(「ほかす」=淡路弁で「捨てる」)部分だったわかめの茎の部分を煮込んだ「わかめ煮」という商品を開発して、今では全国で定番商品になっているくらいです。その後に、その「わかめ煮」をつくる鍋で今度は淡路島ならではのソースを開発しよう! とチャレンジしたりしてきました。そんな風に地元淡路島の食材を使ったオリジナル商品の開発を、お客様と共に創り上げることはここ最近特に力を入れている部分ですね。成功するまで失敗してもいいという社風で、かつ、本社の近くに自社の食品加工場もあるので、日夜試行錯誤の連続です。
楽しそうですけど、試食し放題で食いしん坊さんには天国じゃないですか!?
それはもう、そうですね。食への興味は入社の必須事項だと思います。顧客はほとんどが料理のプロですし、食べることが好きじゃないとアイディアも出てこないでしょうし。実際、内勤のスタッフで直接お客様と関わることがほとんどない社員でさえ、食のこととなると目をギラギラさせて、話が止まらない(笑)。こないだも、新入社員の子が美味しいけど商品にはできないムール貝をもらって「ムール貝なんて、料理するの初めて…」と一言こぼしたら、周りの社員たちからムール貝のレシピをこれでもかと浴びせられている姿を見ました。
ムール貝のレシピ、ひとつも思いつけません…
僕も、無理です(笑)。あと、外食に行くと、目の前の料理の原価とか、そのお店がどこに注力しているのか分かるようになっちゃうのも職業病の一つかもしれません。
デートで店選び失敗しなくなりそうですね。
それもそうですね。逆に誘われる方としては、ちょっとめんどくさいタイプにならないように気を付けないといけないですね(笑)。コロナ前は年に一度社員旅行も行っていましたが、とにかくみんな食にはうるさいから、場所選びも大変です。
社員の皆さん、仲がよさそうですよね。淡路島の企業の中では社員の年齢バランスもとれていて、淡路島が地元の人とそうでない人の割合も半々で、フラットな社風だというのも他の方から聞いています。最後に、淡路島の食の会社で働く魅力を教えてください。
うちの会社には、どの世代にも年齢の近い社員がいるので、仕事の相談なんかはすごくしやすいと思いますね。島外からきて社宅に住んでいる社員同士でも、休日は友達のように遊んだりしているようです。あと、年に一度、社員全員が社長と一対一で30分の面談があるんですよ。
全員ですか! 社員さん結構な人数ですよね!?
100名ほどいますが、全員漏れなくやっています。仕事の幅も広いですし、神戸や大阪にも拠点があるので、その機会に個人の希望を聞いたりしていますね。社員のさまざまな資格取得や自己啓発の機会も制度を設け、積極的に応援しています。例えば、「食品表示検定」とかは取得すると報奨金も出ますしね。要は食品の箱の裏などに書かれている成分表示の欄を作る資格ですが、マニアックですけど面白いですよ。
チャレンジ精神、日々の努力や将来に対する思いなんかも、本人の主体性さえあれば、一人ひとりをしっかり見る会社です。アンテナを高く張っていて釣りや食べ歩きなどの趣味も楽しむような社員も多いので、地方ののんびりした環境と仕事の刺激の両方が欲しい人はぜひ来てください! 食いしん坊は特にウェルカムです(笑)。
ここ数年、「御食国(みけつくに)」「自給率100%超え」など、玉ねぎ以外でも「“食”の淡路島」として全国に名をとどろかせている淡路島。そんな淡路島で食の仕事に携わるなんて、もういろいろな妄想が広がってしょうがないですよね?! そんな食い意地の張った人はぜひ、淡路島の食の魅力を全国に届けるこの仕事に挑戦してみませんか?ホンネで教えて、社員さん!
直販部 直販課根之木さんに
一問一答-
会社の好きなところはどこ?
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仕事しているだけで、食品の知識がつくこと。
先輩方がみんな気遣ってくれて温かいところ。 -
入社前後で変わったところ(会社の印象)は?
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神奈川県出身の私にとって「関西の人はツッコミがちょっとキツイのでは」と心配していたのですが、「まいど!」と一気に距離感を縮めるように、「関西の人って温かいんだ」とイメージが変わりました。あと、淡路島の会社だからもっと小さいコミュニティだと思っていたら、関東にも取引先があって、行ったことのあるお店もあり、なんだかそれがうれしかったです。
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仕事のおもしろさって?
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事務職なので、自分の中で「TO DO LIST」を作り、毎日それをコツコツとクリアしていくところ。
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今後挑戦したいことは?
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「食品安全検定」や「食品表示検定」など、食品に関する検定。
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どうして淡路島の会社を選んだの?
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自立のために、のびのびと一人暮らしができる場所を探していたため。
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淡路島で大好きな場所はある?
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淡路島西海岸の夕日が綺麗に見える取引先のレストラン。
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プライベートの過ごし方は?
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基本は家事ですが、仲良しの会社の先輩と三宮や大阪へ遊びに行ったりもします。
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求職者へ一言!
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ゆったり過ごしたい方におすすめです。都会のせかせかLIFEに息を詰まらせている方、ぜひ淡路島で待っています~!
わが社のシーン集めました
会社早わかりデータ
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誇れる数字
80年
創業は明治初期、会社設立は1942年、沖海運株式会社として海運業としてスタートしました。戦争や戦後の復興、高度経済成長、バブル期などを経て、時代の変化に対応しながら新しい事業に挑戦し続けて80年という歳月を迎えることが出来ました。次の100年、200年を見据えて、新しい次代を築いていきます。 -
会社を動物で表すと
シロナガスクジラ
豊富な漁場を持つ淡路島の海産物卸問屋が原点である当社。事業も時代と共に変化し海運業から世界各国の水産物、農畜産物の商品調達のため、淡路島から日本国内を超え世界へ。
シロナガスクジラのごとく世界の大海原を悠々と泳ぎ、想像を超える大きさとダイナミックな動きで人々に感動と喜びを与えられるよう日々挑戦し続けています。 -
従業員数
138人
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平均勤続年数
13.1年
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男女比
- 男性
- 63%
- 女性
- 37%
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会社の自慢
うちの会社は淡路島で1番
おいしい物語をつむいでる
会社です世界中の食材はもとより、地元淡路島の食材を使ったオリジナル商品の開発を、お客様と共に創り上げてきました。私たちと関わる全ての人々が「楽しみ」をもちながらつながり、「食べることは楽しいこと」という「おいしい物語」を、皆さまの笑顔とともにつむいでいます。 -
おもしろ制度・取り組み
健康経営優良法人である当社は、毎年社員旅行を実施しています。また部署や事業所ごとにも、お客様である飲食店での新年会や懇親会を実施して、実際に扱っている食材を食する機会をもっています。他にも自己啓発のための通信教育・外部研修などの全額補助や、食に関連する資格取得奨励制度などで、社員のスキルアップをバックアップしています。 -
今後の野望
会社のみんなを幸せにしたい。
代表者ってこんな人
ともに成長し、社会に貢献できる企業を創り上げていきましょう代表取締役社長村上 俊二
誕生日 1966年03月03日 血液型 A型 出身高校 兵庫県立三原高等学校 出身大学 福井工業大学 趣味 釣り 宝物 淡路島 好きな映画 スーパーマン 座右の銘・
好きな言葉狼は群れない 若手職員のからのメッセージ
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会社の好きなところは?
社員同士の風通しが良く、思う存分伸び伸び仕事に励めるところが好きなところです。
人が生活する基礎「衣・食・住」の一つを担い、また地元淡路島産の食材を販売できることは、やりがい以外言葉が見つかりません!
お客様も良い人ばかりで、良いお客様は良い仕入れ先を選ぶのだろうなと日々実感してます。
プライベートが充実しやすい環境なのもオススメポイントですね!直販部 男性
会社概要
所在地 〒656-2131 兵庫県淡路市志筑3112-10 代表電話番号 0799-62-6060 創業・創立 1942年 資本金 4,000万円 売上高 2022年2月期 98億3,275万円
2021年2月期 91億5,520万円
2020年2月期 124億7,823万円勤務条件
給与 - 院卒:220,800円
- 大卒:215,200円
- 短大卒:195,400円
- 専門卒:195,400円
- 高卒:180,200円
昇給 年1回 賞与 年3回 諸手当 業務手当、資格手当、家族手当、地域手当、役職手当
勤務地 淡路市、南あわじ市、大阪市、神戸市 勤務時間 8:30 ~17:30 (実働8時間) 休暇 - 年間休日:111日
- 休日:週休2日制
- 有給休暇:入社時10日付与
- 特別休暇(慶弔など)
福利厚生 退職金制度、通勤手当、住宅手当
免許 普通自動車運転免許(一部業務で準中型必要) 定年 60歳まで(再雇用制度有 70歳まで) 採用情報
担当課名 管理部 直通電話番号 0799-62-6060 メールアドレス jinji@okiproducts.co.jp 入社後の流れ 【入社式・配属先の正式通知】入社時の就業規則等の説明、新入社員としての心構えなど、社会人としての基礎的な知識の習得のための入社時教育の実施
【新入社員研修】3月下旬~4月上旬、外部での座学でのマナー研修
※新入社員向け通信教育の実施、配属先でのOJTを中心に実務教育の実施